この日曜日に迫った門下生コンサート“MUSIK KONZERT”を目前に、出演する生徒さんたちは最後の仕上げに入っています。
今回初出演の幼い生徒さん・・・
「人前で弾くのを想像したら、ドキドキする?」と尋ねたら、本人は「ううん。ドキドキしない。」とのこと。(笑)
おうちの方の方が「初めてなもので緊張しています・・・」と案じでおられました。
レッスンを始めたばかりの時はシャイな面が見受けられましたが、今ではピアノでも会話の上でも随分自分の思いを表現しています。
元々、ピアノを弾きたいと言う思いとともに、「少し恥ずかしがり屋さんな面があるので、発表会など色々な経験を通して自分を表現できるようになれたら・・・自信もつけさせてあげたい。」と親心もお持ちでした。
今回は温かく穏やかなシューベルトと、楽しげで軽快なモーツァルトを独奏します。
また、私がアレンジした連弾曲では、呼吸を合わせて自然なテンポの流れを共有することを・・・
メロディーパートでは伴奏に乗って自己主張を・・・
オブリガートでは、さり気なくも美しい彩りを・・・
など、アンサンブルを通して実感しています。
ピアノを弾くことから感性が磨かれ、その磨かれた感性で様々なものを味えたら・・・
主張と協調を身に着け音楽でも他の場面でも生かせたら・・・
そんな思いを巡らせるひとときでした。