この所、大阪は爽やかな秋晴れが続き、日中は30度近くなることも・・・
しかし「暑い」ではなく、「熱い」1日の話題です。
9月最後の日曜日、兵庫県立芸術文化センター(通称:芸文)の神戸女学院小ホールで開催された“煌めきラヴリーコンサート”に出演しました。
月が変わってしまいましたが、コンサートの模様をご報告させていただきます。
第1部はピアノ、ソプラノ、フルートのジョイント形式でクラシックの名曲をお楽しみいただきました。
私はショパンの“24のプレリュード”op.28より夢想的なノクターン風のNo.21変ロ長調、左手のオクターブの嵐に右手の切迫感ある和音が緊張感を掻き立てるNo.22ト短調からスタート。
そして昨年ご好評を得て有難くも再演をオファーされたタレガ作曲・阪本編曲の”アルハンブラの思い出”を。トレモロ奏法が印象深いギターの名曲ですね!プログラムの構成としては中盤の曲なのに、演奏後、大きな拍手をいただき感激でした。
フィナーレはビゼーのオペラ「カルメン」より“闘牛士の歌”。魅力溢れるトレアドールのエスカミーリョが朗々と歌うアリアを技巧を駆使したピアノアレンジでご披露しました。
アルハンブラの抒情的な世界と打って変わり、ステージも客席もエキサイト!最後のff(フォルティッシモ)の終始和音の直後、熱い拍手を沢山いただき、私の胸も熱くなりました!
第2部は主催のアルカディア音楽芸術財団のアーティーストの方々を中心としたアンサンブルによるタンゴの演奏の数々。
そしてダニエル&ユウキのお二人によるダンス!
私はフリーでしたので、舞台袖から楽しませてきただきましたが、奮えるほどに素晴らしいステージでした!
ダンスは曲によって衣装も素早く着替えられ、激しく、狂おしく、切なく・・・情感ほとばしる身体表現!
Bravissimo!!!
そんな・・・「熱い」1日でした。