今回はYouTubeに演奏動画をUPしているアメリカの作曲家による作品をまとめてご紹介します!
歌曲、ジャズ、オールディーズ、映画音楽・・・とタイプの異なる4曲です。
アメリカで生まれ、世界に拡がり、今も愛され続ける各曲をどうぞお楽しみください!
<夢路より(夢見る人)> フォスター Foster:Beautiful Dreamer
1826年7月4日、アメリカ独立記念日の50周年のその日にピッツバーグに生まれ、37歳で早世するまで約200曲の歌曲を残し、愛されているアメリカの作曲家スティーブン・フォスター。
しかし、南北戦争以降、彼の生前はその作品が人々に親しまれることが減っていきました。
晩年は家族と離れ、ニューヨークの安いホテルを自宅代わりに。ひとり貧しく、アルコール依存の荒んだ毎日だったようです。亡くなる2年前(1862年)最後の作品と思われる「夢路より」は遺作となりました。しかし、フォスターの詩と音楽は彼自身の理想郷を夢見るが如く、純粋な美しさに溢れています。
素朴な中に溢れる詩情をピアノソロに編曲、演奏しました。
<バードランドの子守唄> シアリング Shearing:Lullaby of Birdland
「バードランド」それは1949年にブロードウェイでオープンした世界有数の大きさを誇る名門ジャズクラブ。その後一度閉店したものの、同じくブロードウェイ内に場所を移して再開、現在も人気を博しています。
店名はアルトサックスの名プレーヤー、チャーリー・パーカーのニックネーム「バード」にちなんでいるそうです。
こけら落としから活躍していましたが、31歳で早世。
「バードランドの子守唄」はイギリス生まれでアメリカに帰化した盲目のジャズピアニスト、ジョージ・シアリングが1952年に作曲しました。
当時のバードランドのオーナーから依頼されてのことでした。その後も様々な功績から大英帝国勲章やナイトを叙勲され、91歳で亡くなりました。
往年のジャズの香り漂う名曲・・・今回は市販の譜面(王様のピアノ/全音出版社)を使用して演奏しました。
<トゥー・ヤング> ナット・キング・コール/リップマン Nut King Cole/Sid Lippman Too Young
1951年、ビルボート・チャート5週連続の1位を記録し、ミリオンセラーとなった「トゥー・ヤング」
「本当の愛を知るには若すぎることはない・・・」と言う歌詞も相まって切なく懐かしいナンバーです。
歌唱のナット・キング・コールはジャズ・ピアニストとして傑出した存在でしたが、50年代から魅力的な声からポピュラーの歌手として活躍しました。
この楽曲をはじめ「スターダスト」「ルート66」「モナ・リザ」など甘い歌声がスタンダードナンバーとなり、様々なカバーやアレンジで受け継がれています。
<ローズ> ベット・ミドラー /マクブルーム Bette Midler/ Amanda McBroom The Rose
1979年のアメリカ映画”The Rose”の主題歌で、作詞作曲のアマンダ・マクブルーム、歌唱のベット・ミドラー共にグラミー賞に輝きました。二人とも女優であり、ミドラーは同映画の主人公をに演じました。
1960年代、ベトナム戦争最中のアメリカを舞台に、酒と麻薬に溺れながらも歌いつづけた女性ロック・シンガー「メアリー・ローズ・フォスター」の人生が描かれています。
愛と激しい情熱に満ちた27年の生涯であったジャニス・ジョプリンがモデルです。
日本ではオリジナルの大ヒットの他、1991 年のスタジオジブリの映画「おもひでぽろぽろ」や、2015年のTBS金曜ドラマ「アルジャーノンに花束を」の各主題歌に使用されたそうです。