音楽的個性派揃いで、カリスマ性、スター性に溢れたジャンル。
If we hold on together イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー
ダイアナ・ロス の大ヒット曲。
「くじけそうになっても、暗闇でもがいても、夢を諦めず、信じて生きること…」と励ましが込められています。
1988年リリースで、アメリカのアニメ映画「リトルフッド」主題歌であり、1990年の日本のドラマ「想い出にかわるまで」にも主題歌にもなりました。
作曲は映画「タイタニック」の“マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン”でも有名なジェームス・オーナーです。
Desperado デスペラード/ならず者
1973年リリースされたイーグルスのアルバムの中の楽曲で、シングルになっていないのですが、かつてはカーペンターズほか、今も多くのアーティストによってカバーされています。
日本語タイトルは「ならず者」ですから、随分ハードな内容と思いきや、強がって殻に閉じこもっているような頑な友に、本当に大切なものに気づいて…心を開いて…人からの愛を受け入れて…と気持ちに寄り添い、呼びかけているような歌です。
作詞作曲はメンバーのドン・ヘンリーとグレン・フライで、リード・ヴォーカルも務めた26歳のヘンリーが友人に送ったそうです。
Honesty オネスティ
ビリー・ジョエル1978年のアルバム「ニューヨーク52番街」から翌年シングルでリリースされた作品。
「Honesty(誠実)…何と虚しい言葉だろう。誰もが偽っている。誠実なんて聞くことがないけど、それこそが僕が君に求めたいものなんだ。」
世の中に空虚さを感じながらも、人に宿る誠実な心を信じ、希望を抱き歌っています。
作詞作曲もビリー・ジョエルでピアノも短いイントロとエンディングも印象的。
都会的なセンスと人間の本質を織り交ぜた世界観を表現しているようです。
Bohemian Rhapsody ボヘミアン・ラプソディ
1975年のアルバム「オペラ座の夜」の中の1曲でクィーンの代表作。
約6分の演奏時間がラジオなどでは長すぎてオンエアされないのでは…との意見もあった中、シングルカットされ、見事大ヒットとなりました。
アカペラ、バラード、メンバーのコーラスを多重録音したオペラティックなハーモニー、ハードロックと多彩な構成。
ヴォーカリストで作詞作曲のフレディ・マーキュリーはバレエやオペラを好み、様々なアイデア溢れる人物…その才能が遺憾なく発揮されています。
当時、音楽業界初となったプロモーションビデオ制作など話題もつきません。
2018年には、同タイトルの伝記的映画が公開されました。(Prime Videoで観ました!)