この度はレミオロメンの「3月9日」をピアノソロにアレンジし、お届けします。
スキマスイッチの「奏」を聴いて下さった方が「阪本さんのピアノで聴いたら素敵だろうな…」とのTweetがあり、チャレンジした次第です。
2004年の発売ですが、楽曲の誕生由来は、2001年、レミオロメンのメンバーが学生時代、共通の幼馴染が結婚することになりお祝に自分たちで作った音楽をプレゼントしようということからだそうです。
結婚するその友人から「ありがとう=サンキューの日に結婚するんだ」と聞き「3月9日」というタイトルに決めたとか…
作詞・作曲はヴォーカル&ギターの藤巻亮太氏。
2005年にはテレビドラマ「1リットルの涙」に使用され、更にヒットしました。
15歳で難病を発症し、闘いながら25歳で亡くなった女性の様々な思いを綴った日記や詩を元に刊行されベストセラーになったものをドラマ化。
大きな反響を呼び、また「あなたがいることで、私はどれほど強くなれたでしょう…あなたにとって私もそんな存在でありたい…」と言う内容の挿入歌「3月9日」も幅広い意味での愛と感謝の歌として心に刻まれています。
2007年には卒業ソングの第1位(オリコン)に輝いて以来、現在も歌い継がれ、若い世代には大きな支持を得続けています。
そのあたり、スキマスイッチの「奏」に似ていますね!
デビューも同期だったようです。
ただ、レミオロメンは2012年に活動を休止してしまいました。(藤巻氏は歌手活動を続行し、同曲も聴くチャンスがあります)
今回アレンジするにあたり、改めて聴いてみると、グッと入ってしまいます…
「奏」との共通性を少し感じながらも、私なりにキャッチしたものを大切に技巧が表に出ないようなアレンジで演奏してみました。